今回は、はる子が受けた2回(1回目と2回目は別の病院で時期も違います。)の絨毛検査について、体験をもとに手順を説明する。クリニックごとに多少の違いはあったが、基本的な流れは同じであったため、ポイントを整理して紹介する。(参考程度に読んでね。)
絨毛検査とは?
絨毛検査(絨毛採取検査)は、妊娠初期に胎盤の一部を採取し、染色体異常や遺伝子疾患の有無を調べる検査である。羊水検査よりも早期に結果を得られる点が特徴である。
クリニック受診からカウンセリングまで

まず、クリニックを受診し、精密な超音波検査を受ける。1回目の絨毛検査を受けた時は緊急度が高かったため一人での受診であったが、2回目のクリニックでは必ず夫が付き添うように言われたため夫と二人で受診した。
検査前には、尿をためておくよう指示され、そのまま超音波検査室へ移動し医師による超音波検査が始まる。この時に形態的な異常があれば教えてくれる。(例えば、首の後ろのむくみ(NT)であったり心臓に逆流があるかないか、などなど。)
超音波検査が終了した後、遺伝カウンセラーさんと今後の方針について相談する。Drが話してくれることもあるようだ。
話を聞いた上で、これ以降の選択肢は人によって異なってくる。超音波検査のみで帰宅する人もいれば、次のステップへ進む人もいる。
あくまでも超音波検査はスクリーニング検査であり、形態異常があったとしてもそれは単に未熟である、ということで染色体異常がないこともあるのだ。
はる子の場合は、1回目の時この精密超音波検査の時点で明らかな異常がいくつかあったため、高い確率で染色体異常がある可能性があった。
いずれにせよ確定診断のためには、絨毛検査もしくは羊水検査が必要となってくることに注意しておくとよいだろう。
ちなみに一般産婦人科の妊婦健診時に使用する超音波機器と出生前診断で使用する超音波機器(精密超音波機器)は少し違う。後者のほうがより細部まで精密に確認することができる。それゆえ検査する人の腕も必要。
絨毛検査の手順

採血と準備
まず、検査が当日可能かを確認するため、採血を行う。感染症の疑いや炎症反応が高い場合は、その日の検査が見送られることもある。
採血結果に問題がなければ、処置室へ移動する。看護師の指示に従い、骨盤の下あたりまでズボンを下ろし、お腹を出して医師の到着を待った。
ここで医師がなかなか来なかったのだが、正直絨毛検査よりおなかを出して待っている時間のほうがきつかった(笑)
針を刺す瞬間
医師が入室し、超音波で穿刺部位を確認する。超音波で穿刺する部分を確認しながら消毒が行われる。滅菌された青い布を穿刺部位以外にかぶせる。「触らないように」と指示がありそのまま動かないようにする。
まず、局所麻酔を実施する。これは非常に細い針のため、通常の注射より痛みは少ないが、チクっとした感覚はある。
次に、絨毛を採取するための針を刺す。
「今から細胞とりますねー」と声をかけられたかと思うと、ぐっと押される感覚があり、「痛いかも?」と思った瞬間には、すでに終わっていた。
体感的には、ここまでの所要時間は5~10分ほど。あまりに短時間で終わり、正直驚いた。(手順や声掛けの内容などは施設によって多少違いがあるため参考程度にしてね。)
検査後の経過と注意点
最後に、採取した絨毛を見せてもらえた。
穿刺部位は、少し黒ずんだような跡が残ったが、気になるほどではない。鈍痛はあるものの、生理痛のほうがよほど辛いレベルであった。
その後、20分ほど休憩室で安静にし、胎児の心拍を確認。問題がなければ、そのまま帰宅できる流れであった。
絨毛検査後の過ごし方
- 検査当日は激しい運動や長時間の移動を避ける。
- 入浴は控え、シャワー程度にとどめるよう指示があった。
- 出血や腹痛が続く場合は、すぐにかかりつけ医師か実施したクリニックに連絡するように言われた
はる子の感想

正確性を目的として羊水検査まで待つ必要は無いそう。
絨毛検査は、出生前診断において最も早くできる確定検査であって、どちらが秀でているか…というものではないと専門の医師から聞いた。実際に私はそれを聞いて羊水検査まで待つ、とい選択はできなかった。
針を刺すのである程度リスクがあることはあるが、医療行為というものはそういうもである、と私は思っている。実施する医師は細心の注意を払っているし、経験があるからこそ実施しているはずである。それもこれも含めどの検査を選択するか納得したうえで決められることが自分にとってよいのではないかと思う。
刺した瞬間は多少の痛みはあるが局所麻酔はするし、採血をする時の痛みほど痛くはない、もしくは同じくらいだった。生理痛のような鈍痛は実施後少し残った。穿刺部位は多少跡にはなっていたが数か月後どこかわからなくなっているので、はる子は全く気になっていない。
ちなみに結果については翌日〜1週間程度で出た。
必勝まとめ
はる子の2回の体験としては、絨毛検査は短時間で終わり、痛みもそれほど強くない検査であった。妊娠初期に遺伝子検査を希望する場合の選択肢として有用であるが、リスクや費用についても事前に確認しておくこと安心かもしれない。
本記事が、絨毛検査を検討しているみなさんの参考になれば幸いである。
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