医師のはる子です!
34週の夜、
下半身から「ずるっ」と出た感覚に頭が真っ白になりました。
全前置胎盤。
3回の出血。
緊急入院。そして緊急帝王切開。
この記事では妊娠24週で疑われてから出産、そして出産して1年後の今現在どうなったのかを簡潔にまとめています!
詳しい内容は別記事にしていますので興味のある方は覗いて見てみてください!
妊娠24週|前置胎盤を疑われた健診
無痛分娩ができる、先生が素敵、という理由で通っていた個人クリニックに通院していたはる子。
妊娠24週の健診で、「胎盤がちょっと低いなー」と告げられた。
この時点ではあくまで確定ではなかったが全く予想もしていなかったことで、あ、じゃあ帝王切開になるのか、くらいな気分だった。警告出血ていう名前の通り、出血したらすぐに連絡して、と言われた。はい、思い出した警告出血。勉強しましたよ。実際自分が言われるとは思わず、机上の事実が現実味を帯びてきた瞬間だった。
「今後胎盤が上がることもあるので、次回の健診まで様子をみよう」ということでひとまず経過観察。
前置胎盤かー。帝王切開痛いよなー、、、とまだのんきなことを思っていただけだったが現実は全然違っていた。。。
妊娠29週|大学病院へ転院し「やっぱり前置胎盤」

29週のかかりつけの健診で、「やはり前置胎盤なので大きな病院に転院しましょう」と言われ、その場で大学病院へ予約をとる手はずを組まれた。来週中には必ず受診して、とのことでいよいよ現実味を帯びてくる。
受診先の大学病院でもあわよくば経腟分娩ができないものかと医師に相談までしたが、診察初日から「前置胎盤の可能性が高いですね、けっこうがっつりかぶってる」と言われる。
がっつり‼??つまり前置胎盤でも一番やばい全前置胎盤てこと!!!???
このとき初めて、前置胎盤のリスクや出産への影響について詳しい説明を受けたのであった。👇👇
妊娠30週|全前置胎盤が確定、MRI検査の予定
30週の健診で、「完全に子宮口を塞いでいる全前置胎盤です」と診断。
帝王切開は避けられず、35〜36週での管理入院、正期産になった直後の平日で37週以降の手術が推奨されるとのことだった。
また、出産は30〜50%の確率で35〜36週に早まるとの説明だった。
MRI検査で穿通胎盤の有無を確認し、帝王切開の切開位置などを決定することに。
医師曰く、癒着胎盤の有無はMRIでは完全に確認することはできないが、あからさまな癒着(穿通胎盤)の有無は判断できるようだった。
この日、上級医によるエコーも受けた。
「少しでも出血があればすぐに来院するように」と念をおされ、帰宅する。
幸いなことにこれまで出血という出血はなく、感覚的にはただの妊婦だった。
妊娠31週3日|初出血??おりもの??
20時ころ、トイレに行ったところどろっと茶色いおりものが出てきた。これは出血??明らかに鮮血ではなく出血と言えるようなものもない。でもおりものにしては量が多い、、、
焦った私はいったん夜間救急に連絡、当直医と話すと、
「診察しないとなんとも言えないのでいったん来てください。」
とのことだった。この時おなかの張りはなく、ただただ不安が募るばかり。
長男もびっくりして、
「ママと一緒に病院行く!」
と言い出す始末。涙涙。。
ひとまず心を鬼にして、おなかの子を守れるのは私だけだ、と言い聞かせ病院へ向かった。
内診&NSTを行う。
診察の結果、羊水量も問題なし、その他継続的な出血もなし!つまり今のところ異常なし!
その茶色いおりものが過去の出血だったのかはっきりわからないが念のため入院を、、、と医師に言われたが、泣いている息子を置いてきてしまったため今回は無理を言って帰宅しまた幸い平和な日々を送ることとなった。
皆さん真似はしないでね。。
妊娠32週|MRI検査予約&入院準備 自己血貯血はする?
32週の健診でもやはり「全前置胎盤」は変わらず、次の健診までに管理入院日を決めるよう指示される。
同時に34週でMRI検査の予約が組まれた。
なお、自己血貯血を行う施設もあるようだが「今回は行わない方針」と説明された。
理由としては、使わなかった際のリスクや、現在の貧血状態を考慮してとのことだった。
はる子は貧血があったわけではないが、できるだけ母体のことと、使わなかった、ということも多々あるようで自己血貯血は行わない方針のようだった。
妊娠34週4日|真夜中に突然の出血、緊急入院

「ずるっ」
お股から「ずるっ」と出る感覚で目が覚めた。夜23時ごろ、夫は出張中。長男と就寝中のときだった。
生理2日目の2回分ほどの出血が一気に!
実はこの日の朝、定期通院をしたばかりでMRI撮影&診察をした日だった。無事にMRIを撮影し、診察も変化なしとのことでいったん帰宅していたのだが涙
やばい!!!
夫に報告、その後すぐに義母に連絡し、タクシーで駆けつけてもらう。
泣きながら入院グッズをかき集める、長男にキスをして病院へ。
たまたま当直が主治医で、そのままマグセント開始&緊急入院となった。マグセントは血管痛がつらい。
義母と同意書を確認し、待機室のような個室で一夜を過ごす。
マグセントの影響で強い眠気とぼんやり感があった。入院完了は夜中の2時ころだった。
妊娠35週2日|再び夜間の出血、バルーン処置に苦しむ
再び夜間(22時ごろ)に「ずるっ」とした感覚。
前回より出血量は多かったが、すぐに自然止血。
当直は産科医長の先生。ベッド上安静となる。
バルーン挿入による痛みが強く、何もできなかったが、忙しい看護師さんにお願いして早めに抜いてもらった。
バルーンてめっちゃ不快。患者さんに入れることしかしてこなかったけど自分がやられてみたら相当いやな感覚だった。
妊娠36週1日|3度目の出血で緊張がピークにそして緊急帝王切開へ
「なんとか土日は避けたい…」と祈る気持ちだったが、日曜日の18時ごろベッドから立ち上がった瞬間に再出血。
ひゃーーー!!!
今回は出血がすぐに止まっていないような感覚。。
ナースコールを押し、看護師さんが速攻来てくれる→車椅子で処置室へ移動。
ちょうど日勤帯と夜勤帯が交代するような時間で幸い人手はそこそこあったよう。
当直は婦人科医長で、圧迫止血をされるも出血が止まらず緊迫した状態に。
先生「前の出血すぐ止まりました?どのくらい出ました?」なんて聞かれながら内診台へ上がる。
私「そうですね、わりとすぐに止まってました。(止まれ止まれ…)」
先生「ああ、、、」と
診察してくれた婦人科医長の声。
私(察し、、、)
結局だらだらと出血は持続していたようで、
👉そのまま緊急帝王切開となりました!!!!
この後の出産まではかなり感動があったので別記事に詳しく書いていきます!!
お楽しみに!
産後2週で高血圧と診断|女医の私が悩んだこと
出産から2週間後の健診で、「血圧が高いですね」と指摘。
ニフェジピンを内服するも、1ヶ月半後も120/86とすっきりしない。拡張期血圧が若干高い。
「次回も高ければ内科に紹介します」と言われ、産後の新たな悩みに直面することに。
産後4か月で血圧正常化、自由の身へ

結局そのまま下がらず近くの内科へ受診し始めました。しかし。。
なんと!順調に内服薬を減量することができ産後4か月で正常値に、内服終了して晴れて自由の身となりました!
やったー!!
出産後1年たった今は?
順調に元気です!体重はなかなか戻りませんがw、血圧もまた上がることもなく、傷口も少しずつきれいになってきました。(でもまだ完全には治っていないです。)ベビーも元気いっぱい!
でもやっぱり体へのダメージは大きかったのか、ようやく75%くらい体力戻ったかな?って感じです。
「子宮がもとに戻るのは1年かかります。」
と退院の際に医師に念を押されたので、次の妊娠も1年後がベストともいわれました。今のところ第3子は予定ありませんが、体力はなかなかきついですね。でもこれも人それぞれだと思います。引き続き体のメンテナンスはやっていこうと思っております!
🔜 今後の記事予定
次回以降は以下の内容やもっと詳しい各論を随時更新予定です!:
- MRI検査で穿通胎盤の有無を確認した話
- 帝王切開当日の流れ
- 産後高血圧と診断された後のケア
などなどなどお楽しみに!

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