ステロイド恐怖症に陥った経緯とは。【医師が直面した衝撃の出来事】

女医はる子のアトピー経験談。湿疹の始まりからステロイド恐怖症に至ったその経緯をお話する。

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事の始まり

私が某大病院勤務時代に始まる。スーパー忙しく私の体は疲弊していたある日のこと、ベッドから朝起きられなくなった。メンタル不調かとその時は思っていたが、正直メンタルではなかったと今では思っている。

当時は誰も私の体の不調に気づかず上級医に促され、知り合いの精神科を受診しうつ状態の診断をもらった。その翌日から仕事をセーブしながら働いていたのだがその時から口の周りに痛くも痒くもない湿疹が広がり始めたのである。

最初は「なにこれ?そのうち治るかー」位の気持ちでいたが、それまで肌トラブルというほどの肌トラブルを抱えたことがなかったためあまり気にしないでいた。がしかし、一向に治らない。それどころかどんどん広がり今度は唇が腫れだした。これが非常に痛い。しまいには唇の周りに浸出液が出始め黄色く固まるのである。痛痒いったらないのである。口唇ヘルペスはしばしば出る体質だったので、もしや?と思い、皮膚科へ行き湿疹同様診察をしてもらうも、スッキリ良くならない。唇の痛みは一進一退で、口唇ヘルペスによるものだと診断されたが、一ヶ月のうちに何度も良くなったり悪くなったりを繰り返したのである。

メンタルがおかしくなってきた

いよいよメンタルがおかしくなってくる。なぜなら唇の周りからの浸出液が全く良くならないため痒みが常にあり、なんとなく顔もむくんでいてむず痒い。冷やしていないと気持ち悪くて痒くてたまらないのだ。この頃冬だったが、寝ながら顔面に冷気が当たるように窓際を頭にして寝ていたものである。

何件か皮膚科を受診するも原因不明。ステロイドもヘルペスと思われる唇の周りには使えないし、謎の湿疹はというと、、、治らない!!

アトピー性皮膚炎の基本的な治療はステロイドの外用であるが、いちおう医師なのでちゃんと皮膚科医の指示のもとステロイドを塗るべき場所には塗っていた。
しかし口の周りの湿疹は顎にかけて広がっていき口の周りだけ黒ずんでくる始末。。まるで、口の周りが黒い毛におおわれた犬のようである。。
おまけに今度は手の指の傷が全く治らない現象まで起きはじめ、耳からなぞに黄色い浸出液が出てきたと思ったら、背中に黒いかゆみを伴う湿疹まで出てきたのである。

ステロイド効いてる?口の周りは治らないし、なんかいろいろ増えてるけど。。。

とある皮膚科医と話した内容

仕方がないので皮膚科へ行くしかない。とある皮膚科へ行ったときこんな会話になった。

皮膚科医「まあアトピーだと思うけど、、それにしちゃあ地肌がきれいなんだよなー。ステロイド出しますね。」

はる子「そうですか。。よろしくお願いします。ちなみに全然治らないのですが治りますか?」

皮膚科医「言っとくけどね、私いろんな人治してよくなっているのよ!感謝されてるのよ!」

はる子「あ、わかりましたではお願いします。」

とまあこんな感じである。
いわれたとおりに数週間ぬりぬりぬりぬり、まあまあ強めのステロイドをべたべたに。背中の黒い湿疹、指の浸出液は治ってきたなーと思ったころ、口の周りの湿疹はいまいちよくならない。

再診、

皮膚科医「うーーんなんだろね、こっちのステロイド塗ってみて。」

はる子「(またステロイドか、、原因はわからないの?)わかりました。」

仕方がないので言うとおりに違う種類のステロイドを塗り始めた。。。しかし、

右耳が腫れてきた。少々わかりにくいがこんなところ腫れるの!?ていうような場所である。意味不明。そして若干不快感が常にあり気持ちが悪い。さらに口の周りの湿疹は全く治らないしむしろ、、増えてる??おかしい、なんだこれは、プチパニックになるのである。以下当時の耳が腫れた時の写真。

通常時↓少々わかりにくいが厚みが薄い状態が普通だったのである。

結局、ステロイドでこの症状は治らず主治医も首をかしげるばかり。確かに背中の湿疹は改善したが、耳が腫れたというおまけつき。そしてステロイドやめたらまたぶり返すの、、??という恐怖は常にぬぐえない日々を送るのである。

今回の教訓

ステロイドは効くときゃ効くし、効かないときは効かない。。まじめに医師の言う事聞いてても医師は万能しゃない、だって治ってないし、よくわからん顔されたわ。こうなったら自分の身は自分でどうにかするしかない!医者選びからなにから徹底的にやってやる!(名医もいることは百も承知。)

というか辛すぎてそうせざるを得なかった、と言った方が正しいだろう。

医師でも医者選びには苦渋するときがある。知り合いの先生だからといって自分に合っているかはまた別問題で、知り合いの先生だからこそ気まずいということもあったりするのである。

ということで、自分流の治療法を模索していく日々が始まったのである。

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